加賀電子_決算動画_20201124_text有_川村
17/17 2021年3月期業績予想修正の考え方:前回予想からの変化

【テロップ】
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【ノート】
この売上高、利益の増額の要因でございますが、簡単にご説明させていただきたいと思います。前回、売上高4,000億円を発表させていただいたときの内訳でございますが、この時点では加賀電子を2,400億円、富士通エレクトロニクスを1,600億円、エクセルの売上高を500億円と見積もらせていただいておりました。これがコロナ前で4,500億円だったのでございますが、このときにコロナもございましたので、この減収リスクとして500億円を見積もりまして、差し引き4,000億円で売上高の予想を作らせていただいておりました。 第2四半期の決算を受けまして、この内、加賀電子分が50億円売上高を減少させた2,350億円、富士通エレクトロニクスにつきましては、350億円売上高を減少させて、1,250億円、エクセルは変わらず500億円で、合計で全体で100億円増額の4,100億円の売上高とさせていただいております。 営業利益につきましては、コロナ前に加賀電子が75億円、富士通エレクトロニクスを10億円、エクセルはブレークイーブンで予定しておりました。コロナの影響による減益リスクとして売上の総利益の減少が50億円、利益の回復策として15億円で、差し引き35億円の減益を織り込んで50億円とさせていただいておりましたが、今回の結果を受けまして、こちらを10億円のマイナス。内訳は、売上総利益の減少が40億円、利益の回復策等で30億円となっております。結果といたしまして、25億円増額した75億円の営業利益の修正となっております。 当期純利益につきましては、当初80億円の特別利益、こちらもエクセル買収による負ののれん益の計上でございますが、こちらに加えて特別損失。これはグループ全体での構造改革ですとか、事業リスク等、こちらで15億円。それから、法人税等で15億円がございまして、合わせて100億円を当初予定しておりましたが、この内、特別損失等で30億円。それから、法人税等で25億円を見込みまして、合計で据え置きの100億円という予想になっております。 以上のとおり、非常に厳しい環境下で事業を進めておりますが、通期業績では前年に比べますと減収減益でございますが、グループ全体、力を合わせまして業績の向上に向けて頑張りたいと思いますので、ご支援の程、よろしくお願いいたします。 ご静聴ありがとうございました。