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4/9 PMIの進捗状況:富士通エレクトロニクス 

【テロップ】
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【ノート】
■ PMIの状況:富士通エレクトロニクス 次に、富士通エレクトロニクス買収のPMIについてご説明いたします。 ● まず「EMSの取り組み」ですが、前回もご説明しましたが、昨年4月から富士通エレクトロニクス内にEMS専任の営業部隊を立ち上げ、加賀電子のEMS事業部と連携して、同社の有力顧客への営業活動を行っております。この4月から9月に、84社へアプローチし、5社から開発や試作、量産のご注文をいただきました。 ● 昨年は1年間で90社へアプローチし、4社から注文を取りましたので、この半年で昨年1年分のパフォーマンスとなります。多くの案件の売上計上は2021年度からとなりますが、中でも、車載Tier1向けの制御基板のビジネスは数十億円規模の大型案件ですので、楽しみにしているところです。 ● 次に重要なポイントは、三つ目の「新規商材の取り組み」です。サイプレスなど大口の商権を失ったことは既にご説明の通りですが、空いた穴を埋めるには、新しいビジネスが必要です。 実は、富士通エレクトロニクスは5年ほど前から、新規商材の開拓を熱心に行っておりまして、これまで累計で79社と新たな取引を始めております。今年度は、それら新規商材の売上は前期から40%増の約150億円と見込んでいます。とりわけ、年間数十億円を売り上げる有力商材が4件ありますので、これからの成長に期待しているところです。 ● 両社の持つ営業拠点や組織の統廃合も鋭意進めております。国内は、既に名古屋、広島、新潟については統合や移管を済ませましたが、年内に大阪の営業所を移転させます。海外では、米国販社の統合を来春に向けて進めているところです。特に米国はコロナ感染拡大の影響もありますので、安全第一で進めているところです。 ● 最後に、この12月29日付で社名を「加賀FEI株式会社」に変更いたします。心機一転、新しい年は、新しい社名で迎えることになります。