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3/9 旭東電気のグループ会社化について

【テロップ】
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【ノート】
■ 旭東電気のグループ会社化について 次に、「旭東電気のグループ会社化」について、ご説明させていただきます。 ● この会社は、大阪に本社を置き、ブレーカーや漏電遮断器の製造、一部EMSも行う電気メーカーです。漏電保護プラグ、漏電保護リレー等の分野では国内シェア75~100%保有するトップメーカーであります。 ● 今回のグループ会社化の経緯ですが、本年4月、旭東電気が大阪地裁に民事再生手続きを申し立てたことに始まります。 同社は国内外で事業を展開していたのですが、昨年あたりから中国事業が不振となり、そこへコロナの影響が重なったことで経営が立ち行かなくなったものです。 ● 当社はもともと、車載向けのEMSで、一部のお客様の仕事を同社へ発注していた関係もあり、8月に民事再生支援のスポンサー契約を締結しました。  その後、「旧旭東電気」の中国事業など当社にとって不要なものを切り離した上で、11月2日付で「新旭東電気」としての株式100%を取得、連結子会社としました。 ● この買収の狙いは、ここに書かれた通りですが、特に二番目の、「西日本におけるEMS拠点構築」が重要です。同社は、鳥取県に工場を持っていることから、東日本は加賀EMS十和田を、そして西日本は旭東電気を持つことで、国内生産回帰を志向するお客様のニーズに広く対応できる体制が整うことになります。