加賀電子_決算動画_20191128_text有_俊成
2/20 加賀電子グループEMSの強み-①:コンビニ型EMS

【テロップ】
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【ノート】
まずEMSビジネスにおける当社の立ち位置ですが、多品種少量の生産を得意としており携帯電話ですとか PC といったものは一切タッチしておりません。高信頼性と多品種少量生産を当社の強みとして事業展開しております。アメリカ系や台湾系のというのはやはり大きな投資で、大きな工場を作って大量に流すということが得意ですが、当社はそういう大規模な投資ではなくて、小さくやって幅広くやるというほうが向いていると思っております。先日もアメリカのお客様から、130モデルの受注をしたわけですが、これは1モデル50枚/月とか多いのでも1000枚/月ぐらいということで非常にモデルが多くて数量が少ないものでした。アメリカにもジェービルとかセレスティカという会社があるのですが、そういうところに「なぜ頼まないんですか?」と聞いたら、やはり細かすぎてやってくれないということでした。当社ですと、そういう仕事でも固まりにすると10億円以上の年間規模になります。そういうものを当社が対応して、十分そ利益が上がるということなので、やはり、こまめな仕事をして注文を取ってくるというのが向いてると思います。その中でも当社は初期投資を抑えてやるコンビニ型のEMSを目指しております。日系の他のEMSメーカーさんですとやはり大きな投資、大きな工場を作ってやるケースが多いのですが、当社は、お客様のいるところに地産地消でそばにいて、小さい工場をレンタルで借りて、内装もどこの工場もだいたい同じような内装を施して、生産していくということです。お客様のオーダーが増えればまた別の場所を借りて工場の拡張を行うとか、第二工場を作るとか、ヤドカリ式に増やしていくというやり方で拠点を整備しております。